明星学園剣道部の秋は、いつも収穫・習得の秋。本年も通常あり得ない素晴らしい剣道家の先生のお招きが実現。剣道日本8月号、「剣士たちの克服」は、もうご覧になられたでしょうか？宇賀元紀先生(高知県警)が明星学園にお越し下さいました。全中、インハイ、インカレ、国体、都道府県対抗、警察選手権、東西対抗。メジャー級の舞台でのご活躍は枚挙に暇が無い。
しかしその裏では、今日まで手術が10 回。驚愕から始まる講演が幕を明け、ネバーギブアップの物語に皆が魅了をされました。
夢目前にして次々と襲った病。それでも成し得た。宇賀先生は「笑顔」「謙虚」「感謝」と「有難しの心」で克服。「幸運は、人が運んでくれる」と説き、会場にエールを送って下さいました。剣道の技術の講義も圧巻。正中線を引いて、相手の上半身を四分割にして、そこに孫子の兵法を当てはめて….。これ以上は明星剣道部の秘策。言語化のススメや団体戦攻略法。恐らく皆が稽古で試すでしょう。
質疑応答も、現役生が積極的に。未曾有のコロナ禍だからこそ、苦難と闘う方程式。強くなれる理由を知りました。生の声は迫力が違いすぎます。全員が時を忘れ感動の講演でありました。
ご参加出来なかった皆様残念です。
….いえ‼️ここで終わらないのが我らが久木山利信先生。10 回目の手術完治後、明星学園剣道部での稽古ご指導の約束を皆の前で交わして下さいました。
是非皆さまご期待下さい。宇賀元紀先生、本当に有難うございました。
追伸:忘れてはならないのは、本講演開催にあたり、久木山先生中京大剣道部後輩の誼とはいえ、明星学園剣道部にひとかたならぬご高配を下さった打越幸人先生のご尽力に、一同心より感謝申し上げます。
※当日はマスク着用、検温、手指消毒、記名受付、室内換気、座席配置に万全を尽くし運営なされた事を追記致します。
